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竜王戦(りゅうおうせん)は、読売新聞社主催の将棋の棋戦で、全7タイトル戦(竜王戦・名人戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦)の中で最高峰である。発足(第1期の開始)は1987年であるが、前身の十段戦、更にその前身の九段戦(第1期は1950年)から数えると、名人戦(第1期は1935-1937年)に次いで2番目に歴史の長いタイトル戦である。七番勝負の勝者は竜王のタイトル称号を得る。竜王位は名人位とともにプロ将棋界の頂点とされている。 == 概要 == 読売新聞社が主催していた「十段戦」が発展的に解消されて、1988年に竜王戦が発足した。駒の「竜王」(「飛車」の成り駒。略して「竜」とも呼ぶ。)から命名された。 竜王戦となってからタイトル戦の中で最も高い賞金を誇るようになり、第24期の優勝賞金は4200万円、敗者賞金は1550万円であり、また、挑戦者決定三番勝負の対局料は両者とも440万円である〔竜王戦の賞金(竜王ランキング戦・決勝トーナメントについて)日本将棋連盟 2011年7月3日閲覧〕。なお、賞金や対局料は何度も変更されている〔たとえば、第9期は勝者賞金3200万円、敗者賞金800万円、竜王対局料1350万円、挑戦者対局料675万円、挑戦者決定三番勝負の対局料330万円。第19期は勝者賞金3200万円、敗者賞金800万円、竜王対局料1450万円、挑戦者対局料700万円、挑戦者決定三番勝負の対局料330万円。第22期・第23期は、竜王対局料3900万円、敗者賞金1500万円、挑戦者決定三番勝負の対局料350万円。〕〔第22期決勝トーナメント(日本将棋連盟) 2009年9月29日閲覧。〕〔田丸昇「と金横歩き」 2009年11月2日閲覧。〕。 1組から6組に分かれたトーナメント(竜王ランキング戦〔昇級者・降級者決定戦も含む。〕)、本戦トーナメント、および、竜王戦七番勝負からなる。毎年11月頃から竜王ランキング戦が始まり、翌年夏に本戦トーナメントが行われて8-9月頃に挑戦者が決まり、竜王戦七番勝負は10月から12月頃にかけて行われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竜王戦」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ryu-oh 」があります。 スポンサード リンク
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